私の経験を元に、ニートや引きこもりがどういうものなのかを書いていきます。ニートや引きこもりはこんな状態です。

  • 生活が不規則(夜明けぐらいに寝て昼間に起きる、)。
  • 自分で早起きしよう、明日は頑張ろうと決めたことが、出来ない。そしてそのうち諦めて、自分ではなく世間が悪いと「外」に原因があると考える。
  • インターネットやスマホで動画ばかり見ている。またはゲームばかりしている。
  • ネットを見てゲームをしてご飯を食べて、寝る。このパターンを延々くり返す。
  • どうにかしたいと頭では考えていても、行動しない。そのうち諦めてまたゲームや動画に戻る。
  • 常に不安で家族やものにやつ当たる(本人に自覚はない)。重傷だとそれに慣れてしまう。
  • 人の目が怖い。
  • 声が出ない。
  • 日中に家の外、部屋の外に出ようと考えると吐き気や頭痛がする。
  • 基本的な外出は夜や深夜になる。
  • 通行人は誰も何も言っていないのに「こう言われているんだ」と妄想し、声が聞こえる(実際には言っていない事の方が多い)。

 

ニートや引きこもりになると統合失調症の症状も出てきます。私もそうでした。しかし、私は一度も病院に言っていません。なので、今もその声は時々聞こえています。しかし、その声を自覚する事と、自覚しない事で、対策は変わってきます。(後々の記事で書いていきます。)

 

本人は苦しくて何とかしたい、でも人の目があるから何を言われるかわからない。人がどう思っているのか分からない、見下されている。どうせ今から社会に戻っても底辺扱いされる!真面目に生きようとしても、誰かに邪魔されるんだ! ああもうどうでもいい、うるせぇ!

 

こんな感じで堂々巡りの思考をし続け、本人が気づいているか分かりませんが、環境の変化を求めた結果、自殺や殺人、奇行などを始めます。本人がストレスを自覚できないのです。

私は家に引きこもっている時に近所の方々の陰口悪口を言われ続けていて、ある日突然、風呂場で怒鳴るなどの奇行をしています。これはストレスによるものです。

 

日本はおかしな事に、加害者はそのまま放置で、被害者に配慮を求めます。「甘えるな、弱いお前が悪いのだ」と。事なかれ主義で、今もそれはほとんど変わりません。原因を追究して、改善されずに終わり。完全に他人事で自分はそうならない、と、他人を思いやる事もなく、改善する施設も圧倒的に少ないです。

 

現実は残酷で無慈悲です。誰も手を差し伸べてくれないし、私の場合は若いのに一戸建てと財産の相続により、近所の方々から妬まれましたし、私の場合は事情が事情だけに「金持ちだから。」という偏見まで追加されます。家族を亡くし、子供の頃からの近所の方々からの偏見やいじめでさらに追い込まれていきました。

誰にも助けてもらえませんでした。こんな事を県外の友人や知人、父にも相談するわけにもいかず、自力で立ち上がる他なかったのです。私が実際にどうやってこの状態からある程度のバイトが出来るまで立ち直れたのか、実体験を書いていく予定です。