子供の頃から生き物に対して最後まで責任を持てなかった 

私は子供の頃、虫や金魚をを飼ったりしても、一度も最後まで面倒を見ることはありませんでした。飽きてしまうのです。最後に買ったのは、亀でした。それも、近所の湖へ返しました。それが最後です。私には生き物を買う責任がもてません。

 

私は犬や猫はまぁまぁ好きで、現在の孤独を癒すために飼いたいと考えたことがあります。しかし、最後まで責任を取れるのかと言われたら、今でも自信がありません。だから飼わないように自分に律しています。猫カフェとかにたまに行って癒されています。

 

しかし、どうしても一人を寂しく感じることもあります。「生き物を最後まで飼える自信はない。でも、時々一人で暮らすのを寂しいと感じる。」そこで私は植物を買うことにしました。

植物はオブジェではなく、生き物です。

おススメは植物です。植物が好きな方には不快に思われるかもしれませんし、命を粗末にする扱いはよくないのですが、現実的な問題を考え以下のメリットを挙げます。

  1. 買うのに費用が動物に比べ、かからない。
  2. 年間維持費も水や肥料、鉢や土などかなり少ない。
  3. エサは水や肥料なので用意が楽。
  4. 近所トラブルになりにくい。
  5. 処分の手間も動物に比べ、かからない。
  6. 近所のスーパーやホームセンターで買え、即日お持ち帰り可能。

 

多肉植物はめんどくさがり屋におすすめ!

私が育てた感想ですが、多肉植物はおススメです。水も2週間に1回程度。もしくは1か月に1回程度で十分だからです。

 

めんどくさがりな私はそれで選びました。毎日水をあげるのは、私は必ず挫折します。ならば、気づいた時にあげればいい多肉植物はかなり世話が楽です。

 

さらに言えば多肉植物は元々ほぼ販売している段階で完成していて、そのまま伸びていくだけなので、種から育てる必要がなく、そこに存在しているだけで癒しになります。

 

さらに面倒な方へおすすめは、コケです。

さらに面倒な、たとえば引きこもりになってしまったり、今までにうまく植物を育てた経験がないという方には、コケテラリウムをお勧めします。

 

コケは多肉植物よりもさらに手間がかかりません。しかもほとんど小瓶で育てるので、土の用意の手間もさらに減ります。

 

実際私は初めに飼ったのはコケです。今まで生き物を育てるのが苦手で、人生で一度も育て切った自覚のない私は、コケから始めました。

 

初期費用は抑えることも可能ですが、コケテラリウム入門セットを買って、放置が一番楽です。

 

私が現在世話している植物を紹介

私が現在育てている植物を紹介します。知識があまりないので、定期的にネットで検索して、誤った認知のまま育てないよう気を付けています。

 

一つ目はホソバオキナゴケという苔です。現在1年です。定期的に霧吹きスプレーで水をあげています。

 

年に数回は開けて、苔に生えてきた藻?をはさみで切り、一部の苔は捨てています。年中ほとんど変わりませんし、日光や風通しのいい場所を選んでいます。

苔

あと1年くらいしたら瓶を変えて、土も変える必要があります。

 

二つ目は金の生る木(花月)です。ホームセンターで500円で買いました。1か月前に買いました。

金の生る木

 

植え替え時期は3~4月とネットで検索しましたが、園芸店で聞いたら6月頃でいいとの事。素焼きの鉢がおススメなのと、腐葉土が必要との事なので、私のtodoリストに記入してあります。我が家には野良猫がしょっちゅう来るので(対策はしてるのですが)、どちらも室内で育てています。

 

生き物に対する私の倫理

命を粗末に、ぞんざいに扱っていると思われるかもしれませんが、私は周りの人間や動物などに迷惑をかけず、生きられるなら良いと考えています。

 

たとえば、孤独になって自暴自棄になり、弱い生き物を傷つけたりするくらいなら、ものも言わず、面倒でもない、処分の手間がかからない植物の方が周りにとっても危険を感じません。

 

人間の心はゼロかイチではありません。様々で細かいところで線を引いて、境界線上をさ迷っている方も多いのではないでしょうか?

 

私もその一人です。明確な信念を持っておらず、人の言葉によっては、考え方を変える人間です。譲るところは譲るけど、内に秘めて譲らないところは譲らないものもある、そんな人間です。

 

柔軟に変えられる部分もあれば、頑固な所もあります。

 

私は自分の植物達を大事にしていますが、自分が亡くなった後、どうなるかと言うとそこまで考えていません。

 

自分の飼っている生き物に対して、「恨みたいなら恨んでくれていい。」と考えています。恨まれるのは正直嫌ですが、それは自分の責任です。弱い自分のエゴのために別の生き物を利用している自覚はあります。それでも生きていくのが人生です。

 

私もまた、心の醜い生き物であると自覚していますが、それでも自分の人生を満喫したいと考えています。道を間違えることもありますが、なるべく人に迷惑をかけないように生きていきたいです。