これは私が高校生の頃に週刊少年サンデーで連載していた漫画なのですが、とても心に響く漫画です。

 

 

物語は千年に一度行われる魔界の王を決める戦いのため、人間界に送られる百人の魔物の子供と、その魔物のパートナーに選ばれた人間が、最後の一組になるまで戦うバトルロイヤルです。

 

魔物は術が使えるのですが、そのためには人間のパートナーと、人間が魔物の本を通して術を唱える必要があり、必ず一組で行動しなければなりません。

主人公、高嶺清磨の元にガッシュ・ベル(以下、ガッシュ)が現れることで物語が始まります。

 

当初、主人公の清磨はあまりに頭がよく、周りから敬遠され、不登校なのですが、ガッシュと出会うことでどんどん変わっていきます。

話はシリアスですが、ギャグ要素も多く、涙あり、笑いありのバランスの良い作品です。

 

私のお気に入りのシーンは、たくさんありすぎて抜粋しにくいのですが、今でも行動基準の元になっているシーンがあります。

 

第2話「読めない本」にて、考えすぎて動けない清磨に、「走れ!清磨!もう考えるな!走ってしまえ!」とガッシュが叫ぶシーンです。

 

私も人の目を気にして動けないし、すぐやさぐれる弱い人間ですが、あまりに悩んでいる時は、とりあえず行動してから考えるようにしました。

 

「大人になって漫画がつまらなくなってしまった、すっかり心が動かなくなってしまった」という方にも、心の大切さを思い出させてくれる漫画です。