私の人生経験から、あなたが将来、老害にならないための方法を紹介します。私も実践しています。

 

始めに、老害と呼ばれる人の特徴を紹介します。この特徴は私のご近所さんに当てはまるものです。

 

老害と呼ばれる人の特徴

  • 人の話を最後まで聞かない。
  • 自分でまずは何とかしようとせず、すぐ他人を頼る。
  • 他人を「頼めば必ず助けてくれる」道具だと思っている。断ると相手を陥れる。
  • 人の善意を受けるのは当たり前であると思っている。
  • 女子供を自分のワガママを通すために利用する(子供が怖がっているから〇〇中止してなど。本当は自分が嫌がっている)。
  • 人の悪口やあら探しが得意で生きがい。
  • 息を吐くように嘘をつく。
  • 自分を正当化し、絶対に非を認めない。
  • 他人の言い分は理解しようとすらしない。
  • 自分の発言に一切責任を持たない。
  • 自分のした都合の悪いことは全て他人のせい。
  • 始めは良い人のように近づいて、笑顔や自分が老人であることを理由に無理を通そうとする(脅迫)。

 

 

誰がどう見ても関わるだけで周りを不幸にする人間ですね。

 

ちなみにこの特徴をすべて持った人物が私の近所にいます。相続した私をいじめている、いじめの主犯の老婆です。取り巻きの性格もほとんどこの特徴に該当しています。

 

自分の家を塾として、子供達にそろばんを教えています。最近は子供たちに「口答えするな!」と怒鳴っている声が聞こえて、子供たちの精神面がすごく心配です。

 

誰からも避けられ、嫌悪される老後を送らないために、老後に人を傷つけないために、今からできる事を紹介します。

 

将来老害にならないためにできる事

これから将来老害にならないためにできる事を紹介します。

 

大事なことは、

 

  1. 自分と他人を比較しない。
  2. 普段から考える事に注意する。

 

この3点です。

 

1.に関しては、皆さんも人生経験で実感していると思います。他人と比較すると、上限がありません。近くの同僚、近くの人、自分と比べ、競っていると、攻撃的になります。毎回マウントを取ってくる相手と一緒にいても、相手は不快でしかありません。

 

あなたもそうして「こいつに負けない!」と思っているうちに、負けないために非を認められない、謝れない。どんどん思考が先鋭化していき、人の意見を聞かなくなり、気づいたら老害と呼ばれる人の特徴になっていた、なんて事もあるかもしれません。

 

何かと比べるなら1年前の自分自身と比べましょう。

 

2.に関して説明します。

 

私たちが言葉として喋るのは、私たちが頭の中で考えていることを整理して、言葉として喋ります。

 

若い頃は頭の中で考えている事と異なる言葉を喋って、体裁を取り繕う事も余裕でできるでしょう。社交辞令の上手い人は日本でもたくさん見かけます。

 

若い頃はそれでも大丈夫ですが、前頭葉が委縮する老後になると、「これは言っちゃマズいよな」と思う事でも、思わず口にしてしまう事があるのではないでしょうか?

 

言葉にしても大きなトラブルにならないためにどうすればよいか、それは日頃から考える事を変えるようにすればいいのです。

 

たとえばテレビを見ていて「この芸人ブスだなぁ。」「デブで臭そうだ。」など、失礼なことを言っているお年寄りに会ったことはあるでしょうか?

 

彼らは自分が失礼な発言をしていると考えてはいません。目の前にその人物がいないからです。自分の放ったネガティブな言葉を聞かされた相手が、嫌な気持ちになるなど想像したこともないのです。

 

このように、人は日頃考えている事から人格が構成されています。自分が老害にならないために、日頃から考える事には気をつけましょう。

 

大変かもしれませんが、続けていると、自分の気持ちの切り替えが早くなります。私の実体験で実感しています。

 

今からそのために日頃からできる事を紹介します。

運動をする

やはり運動をすることです。体を動かすことは、脳を動かすことにつながります。

 

歳を取ると体が重くなり、思うように動けなく感じる方もいるのではないでしょうか?日常生活で思うような事が出来なくなる。それを回避するために運動をします。

 

ハッキリ言って運動をすることは、一生使える人生の問題の解決策と断言します。

 

運動と聞くと、皆さんはどう考えますか?

 

「まずはジャージに着替えて、汗をかかなければいけない。」

 

そう考えていませんか?

 

そこまでする必要はありません。その場で、着替える事もなく、汗をかくことも必要ありません。

 

毎日2回スクワットをする、それくらいでもいいのです。

 

毎日2回のスクワット。1年経てば累計730回もスクワットをした事になります。これって、かなりすごいことだと思いませんか?

 

毎日するだけでも365日です。3桁いってるんですよ。すごいです。

 

誇張表現でも嫌味でもなく、私はすごいと思います。

 

人に自慢する必要はないし、比べる必要もありません。しかし、自分だけの実績として、「自分は毎日2回、1年で730回のスクワットをしたんだ。」と、自分に自信が持てます。冗談だと思うなら毎日やってみてください。続けるというのは本当にすごい事なのです。

 

え?人に言ったらバカにされる?

 

なんで人に言う必要があるのですか?最初に言ったはずです。「自分と他人を比較しない」事が重要だと。

 

あなたが成し遂げたことを他の人が同じように成し遂げても、「あなたが成し遂げたこと」が無くなるわけではありません。運動した自負は地球上の誰にも奪えない自分だけの実績なのです。

 

 

読書をする

読書をしてください。漫画でも小説でもいいです。

 

内容は何でも構いません。自分のためになる、興味があると思ったら学術書でも児童書でもいいのです。

 

そのかわり、必ず感想を一つ思い浮かべてください。感心したらなんで感心したのか、考えてください。

 

毎回内容は覚えていなくても構いません。たくさん読んで、必ず感想を思い浮かべてください。

 

読書して全ての内容を一言一句覚える人なんていません。覚えるだけ時間の無駄です。内容の中で「自分の役に立ちそうだな。」と思った箇所が一つでもあれば十分なのです。

 

人は考える事で、他者との違いや知らない世界などの認識できる領域が増え、新しい発想が生まれます。考えて答えを出し続ける事は、「自分」という存在を確立するために重要なのです。

 

私の場合、参考になると思ったらカードメモにその内容を書いています。

 

これは、私のもう一つのブログ「常在日常2」でも紹介しています。

 

 

 

読書して印象に残った、自分のためになる部分をカードメモに写すのです。そして、気持ちが落ち込んだりしたときにカードメモを見返します。

 

そうして積み重なった教訓は、「自分がどんな人間でありたいか」を見失わないための羅針盤となるのです。

日頃から愚痴や不満を思い浮かべない練習をする

私の引きニート日記や、近所トラブルのカテゴリを見てもわかるように、私は近所の方々にものすごい恨みを抱えています。

 

毎記事4000文字以上の恨み言など今は書けません。恨み続けても、疲れるだけです。自分が嫌な人間になるだけです。

 

恨みが治まったわけではありません。いまだに嫌っていますし、姿が見えたり、声が聞こえるとイライラします。

 

それでも気持ちの切り替えは、ブログを始めた2021年1月に比べ、随分早くなりました。

 

あの頃は彼らの声が聞こえるだけで3~4日、ずーっと怒りと恨みに頭が一杯になり、ゲームをしようと筋トレをしようと気分転換に出かけようと、まるで治まりませんでした。そして思わず、頭の中で考えている怒りの声が気づいたら口走っていたこともあります。全く関係ない方に聞かれたら、ヤバい独り言を言っている狂人と思われても仕方ありません。

 

しかし、現在はこのクセはほぼ治まっています。以前の頻度に比べると本当に少なくなりました。よほどの不調とトラブルでも重ならない限り、頭の中で考えている怒りを気づいたら声に出してしまう、というクセは無くなりました。

 

だから私も最初は「ポジティブな事ばかり考えるなんて自分には絶対に無理だな。」と思っていた一人です。しかし、変われたのです。

 

具体的な方法ですが、毎日1つの小さな喜びを見つける事です。そして思った事は、頭の中で綺麗ごとで隠さずノートに書きだす。これを続けるのです。

 

最終的にノートは捨てるため、罵詈雑言でいいのです。書き出すことで自分が何にムカついているのかを突き止めます。突き止めるだけでもストレスはかなり軽減します。

 

頭の中でモヤモヤしているからいつまでも頭の中に充満し続けるのです。書き出すことで一部を外に吐き出して、吐き出して空いた空白に、新しく楽しみや嬉しさを入れましょう。

 

私は幸せを毎日意識して見つけるようにしました。そうすると、自分で幸せを作ることもできるのです。

 

これを続けた結果、私は雲や鳥、植物といった、別の事に興味を持ちました。

 

今は目移りして忙しいくらい興味の対象が多いので、頭の中を占めていた愚痴や恨みは減り、近所の方達を気にすることも少なくなりました。

 

恨み言ばかり考えていると、脳にも体にも間違いなく悪い影響を与えます。少しずつ改善していきましょう。

 

 

結局は日頃の行いの積み重ね

3種類の老害にならないための方法を紹介しました。

 

どうしたら老害にならないのか、それは結局は、「日頃の積み重ね」なのです。

 

運動をすることで健全な事を考えるようになり、読書をして感想を持つことで、知らない体験を受け入れ、頭の中を占める愚痴や不満への対抗策とする。

 

そうして暮らしていくうちに、一つずつ歳を取っていきます。

 

老害になる人とならない人の違いは、まさに「日頃積み重ねてきたものの違い」ともいえるのです。

 

日頃積み重ねてきたもの、言い換えれば人間としての土台が安定しているかどうか、これが全てです。

 

運動をすることで自尊心を高め、読書をすることで視野を広げ、日頃から自分を改める事で人格は育っていきます。

 

歳を取った時、若者から尊敬されるような人格者になっているか、誰からも嫌われ、軽蔑される老害になっているか、それはあなたの心がけ次第です。