大金を手にして、気持ちが浮かれているそこのあなた。

 

今までと変わらない生活を送っていませんか?

 

せっかく大金を手に入れたのです。余裕のある今の機会に人生の見直しをしてはいかがでしょうか?

 

ここでは、私が実際に実践し続けている考え方を紹介します。

 

素直であることを意識する

分からない事は素直に分からないと言っていいのです。なぜならこれから知っていけばいいから。

 

人間の一生で得られる知識は、世界の現在までの情報の中で砂粒一つくらいのものです。

 

分からない事があっていいのです。分からないなら知っていけばいい。

 

皆さんは生まれた頃から日本語を喋って、歩けましたか?喋る事が出来ましたか?箸の持ち方は?ひらがな、カタカナ、足し算、引き算?。

 

私たちは現在に至るまで、生まれてから身につけていった知識で構成されています。

 

知識がないなら、これから身につければいいだけの話です。

 

私も身に覚えがあるのですが、歳を取ると知らないと言えない風潮があります。

 

ハッキリ言います。陰で常識がないと言われようと、知ったこっちゃありません。

 

謙虚な人は信用されますし、人は教えたがるものです。素直に教えてもらえばいい。

 

私は投資信託や株をたくさん保有していますが、未だに株の本がないと専門用語が頭に浮かばないほど知識が身についていません。

 

それでも黒字を出しています。それはなぜか。

 

専門知識を持った人に相談する、自分の勘を信じて投資した結果にすべて責任を持つ。

 

この二つを徹底的に実践しているからです。

全てを自己責任だと意識する

「自分の人生の責任は自分が取るものだ」と意識することです。

 

たとえば、「うまい話がある。一緒に事業をやらないか?」と言われ、一緒に事業をやります。そして事業が失敗します。

 

その時、あなたは「事業に誘ったあいつが悪い!」と言いますか?それとも「事業に乗って失敗したのは自分の責任だ。事業を一緒にやると決めたのは自分だから。」と考えますか?

 

前者は人のせいにしているのでいつまでも学びません。次も同じようにうまい話だと感じたら同じ事を繰り返すでしょう。そして、失敗したらまた人のせいにして終わりです。永遠に学びません。一発逆転をいつまでも夢に見た、ギャンブラーみたいな人生に安らぎを得ることは無いでしょう。

 

後者は誘いを断る選択肢もあったと反省し、違う選択肢を後の人生で取ることになるでしょう。少なくとも、同じ失敗を同じレベルで繰り返す可能性は少ないです。その失敗を同僚との話の肴にすることも苦ではないから、人生に深みが出るでしょう。

 

うまい話があると言われ、その誘いに乗ると決めたのはあなたです。強い意志を持って断るという選択肢もあったはずです。

 

たとえ強制だろうと流されようと、その道を選んで進むと決めたのはあなたです。

 

自分の選択を軽いものだと思っていませんか?一つ一つの選択の結果が現在のあなたにつながっているのです。

 

大金を得たら、その選択にたくさんの誘惑が乗ってきます。あなたがその誘惑に身を任せて破滅しないように、意志を強く持って、嫌なことは嫌だとハッキリ言ってください。仮に誘いに乗ったとしても、それは自分の選択の結果だと受け止めるようにしてください。

 

私自身、投資で失敗して100万以上の損失を出しています。中には当時の投資信託の担当から勧められたものもあります。しかし、投資するのを決めたのは自分であり、自分の責任だと自覚しています。

視野を狭めないように意識する

視野を狭めない。これを意識してください。

 

視野を狭めても見える範囲が減るだけで、いい事なんて一つもありません。見える範囲が狭まるだけで、自分に見えなくともそこには実際に存在しています。

 

それは、せっかくの機会に目を向ける事もないという事です。失敗も生まれませんが、チャンスも生まれません。

 

私が実践している視野を狭めないための行動

ときどき利き手とは逆の手でお箸を持つ、利き手とは逆の手で歯磨きをする、出かける際のルートを変える、外食でいつもと違うものを頼んでみる。

 

今、「そんなことで視野が広がるのかよ」と呆れたあなた。既に視野が狭くなっています。

 

視野が狭いとは「固定観念」の事です。〇〇しなければならない。〇〇してはいけない。あなたがそれ以上思考をしなくなった事です。

 

なぜ○○しなければならないのか?なぜ○○してはいけないのか?そこを考える事もまた、視野を狭めないための行動の一つです。

 

特に貧富の差も関係なく、失敗してもリスクが無く、新しい事を考え、新しいことに挑戦する。こんな事が出来るのは日常生活だけです。

 

日常生活は、人生を改めて変えるチャンスの宝庫なのです。

 

たとえばいつもと違うルートを変えたことで新鮮な気持ちになるし、新しい広告やお店を知ることもできます。

 

たとえば利き手が使えなくなった時、逆の手が使えるならそのストレスは軽減されます。

 

視野を狭めないというのは、自分自身の人生のリスクを減らし、何気ない日常を楽しくするまさに宝の山なのです。

 

まとめ

以上の3選が私が実際に意識して実践している事です。

 

仮に大金を持っていなくとも、上記の3選を意識した人生を送れば、充実した人生を送れます。毎日をいつもと同じ日常にしているのは、あなた自身です。

 

せっかく人生を変えるチャンスが来たのだから、この機に考え方も見直してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

おまけ:視野を広げたことで成功した話

私の経験を話しましょう。私はまだAIが現在ほど利用され、世間に認知される前に投資しました。当時自分の相続した資産の3分の1近くはAIやロボット関連に投資しています。

 

なぜ現在ほど爆発的な需要が上がる前にそこまで投資できたのか。それは私が普段と異なる日常をし続けた結果です。

 

普段は行かない道を行き、たまたま見かけた店で食事をし、たまたまスマホでネットブラウジングをした時の情報でロボットに目が留まり、普段は買わないロボットを買い、たまたまその年に開催された国際ロボット展へ行って、実際の各企業の技術力や方針を見て、「これは絶対に今後も人々の需要がある!」と確信したからです。

 

同じ道をいつものように進み、目的地にだけ到達するだけなら、私は見落としていたでしょう。今でも私は日常生活に変化を作ることを一番意識して行動しています。そこにはいくつもの新しい情報が転がっており、お金にならなくとも、新しい発見がある楽しい日常を送れるからです。

 

結果、私が購入した時は、一口約15000~17000円の投資価格が、現在はロボット関連は35000円、AIは45000円に到達予定で、私の銀行の投資信託の担当の方がメチャメチャ興奮していました(笑)。今後も下がるリスクはかなり低いという状態です。

 

少なくとも、ワンルームのアパート暮らしの頃より精神的にも金銭的にも気楽な人生を送れています。全てを失ったとしても、またワンルームの安いアパートで働きながら暮らせばいいだけです(嫌ですけどねw)。

いつものように日常生活を変えて、空を見て、鳥を探して、ウォーキングやジョギングに行ったりして暮らすだけです。実は現在の日常も手取り12万ワンルームアパートで暮らしていた頃と大して変わりません。お金に困ってもそれ以外に不満のない人生は送れるでしょう。

 

逆に下がったとしても、私は自分が「楽しそうだ!こんな未来が来たらワクワクするなぁ!」と思って気に入ったことに投資したので、下がったとしても全く後悔はありませんでした。購入当時は上がり下がりしていたし、銀行の投資担当も懐疑的だったのを覚えています。

 

私は好きで買っただけなので、損しようと構わない。持っていたいから持っていただけです。人から何と言われようと、どんな結果になろうと全く後悔していませんでした。結果は現在の通りですが。