私が相続後に起きたご近所いじめ。

 

6年苦しんだ私は、自分の中でついに終わらせました。

 

終わらせ方は、「私が生まれて、生き残って相続して暮らしているから悪い。」というように自分で考えました。

 

自分の中でご近所さん達への執着が消えた

私は幼い頃から知っていたご近所さん達に、身内が亡くなり、相続後に一方的に陰口や難癖をつけられ続け、激怒し、恨み続けていました。

 

「自分は正当な相続人だから何も悪くないのに。相続した途端、どうしてこんな酷い事ができるんだ!」と悔しくて仕方がなかったのです。しかし、このいざこざは延々と終わる気配はありません。

 

疲れ切った私は、考えます。結論はやはり、「自分が生きていて、相続して暮らしている事がご近所さん達の不満を買った。」というものでした。(実際相続の数か月後に突然始まったし、それまで一切ありませんでした。)

 

私は私の心の中で、「自分が悪い」と認める事にしました。「自分が生まれ、今まで生きてきた事がご近所さん達を不愉快にしたのだ。」と。するとどうなったか。

 

ご近所さん達への執着が消えたのです。とても不思議でした。「幼い頃から信用していた人たち」という意識が消え、「迷惑な老人達」という感想しか今はありません。

 

最初は慣れるまで自虐すぎて大変でした。本当に苦しかったです。なぜなら自分で自分の人生を否定するのですから。

 

しかし、同時にチャンスでもありました。「新しい自分の人生の始まり」だと感じました。

 

自分の中で「過去の事」になった

私は今までご近所さん達の声が聞こえるたびにイライラして頭の片隅に残り続けていました。

 

しかし、「あぁ、ご近所さん達か。そういえば俺が生まれた事が悪いという事で解決済みだったな。」と、自分の中で結論が出ているので「解決した扱い」になっており、ご近所さん達の事があまり気にならないのです。

 

結果はどうあれ、私の中では、「終わった人たち」なのです。(ご近所さん達の内心では私をどう思っているのか分かりません。しかし、それはあちらの問題です。私の知ったことではありません。)

 

終わったからこそ、次へ進むための「足かせ」は無くなったのです。

第2の人生を始めよう!

「私はここで死んだ。さぁ、第2の人生を始めよう!」

 

私は再スタートを切りました。ワクワクしています。何をやろうかな!と。

 

私がこういう考えに至ったのは、自己肯定感の本をいろいろ読んでいて、その考え方を実践し続けていたからです。

 

その中で違う年代、違う人種、皆ばらばらの人生を歩んでいるのに彼らの行動や考え方は似ていると気づきました。

 

最初は「本当かなぁ?」と疑念が強かったのですが、何度も読んで、考え方を実践しているうちに思考も変わってきました。全ての内容を全肯定しているわけではありません。自分に役立つと思った箇所を各書籍から学び、考え方を身につけました。

 

結果的に自分で自分を否定しても、「他の見解から見た自分」を知っているから、自分の人生の一部を否定したくらいで数日落ち込んだくらいで済んだのだと考えています。

 

ご近所いじめを受けた6年の行動過程

参考になるか分かりませんが、私の6年の行動過程をまとめました。参考になれば幸いです。

 

戻ってきて相続。

暮らし始める+相続手続き+遺品整理。

いじめを受け始める。

徐々に気力を無くし、ほぼ引きニートに。

筋トレと読書(自己肯定関連)で立ち直る。

いじめ主犯に苦情を言う。全く聞き入れないので縁切りの手紙を出す。

いじめ主犯と取り巻きが私を町から追い出そうとする。

怒りの手紙を出す。

いじめ加害者が警察に「脅迫された」と通報

私が注意を受ける。

「自分が生まれ、相続したことが近所トラブルの原因だ」と自分の心で認める。

ご近所トラブルが自分の中で「終わった」と感じる。(自分の存在が原因だという「結論」が出たため)

これから第2の人生の始まりだ!(自分を否定したけど、自己肯定感についての様々な本を読んで、今までと異なる考え方や視点を知っていたので、自虐に向かわなかった。)