自分で決めて自分で行動する

私が今も使用するノウハウですが、私はほぼ引きこもり時代に、ゲームばかりやっていました。今も昔もゲームが好きです。

 

そして、引きニート脱出にもゲームを利用しました。どんな方法を取ったのかというと、

 

「自分で1日のこの時間はゲームをすると決めて、実行する。」

 

このノウハウに使うものに差はありません。それがたとえゲームのように遊びであろうと、仕事であろうと、勉強であろうとすべて共通です。

 

ニートになると自己管理ができなくなりますが、それは簡単な理由です。今まで仕事や学校に行っていた時間をどう使うのか、考える必要がなかったから。

 

学校に行く=〇時~〇時

塾に行く=〇時~〇時

 

自分で考えなくても、勝手に社会が自分の1日に使う時間を決めてくれるからです。残った時間を自由に考えればいいだけだったから楽でしたが、ニートや引きこもりになると、この「勝手に決めてくれる時間」に何をしたらいいのかが分からなくなり、惰性で過ごすようになります。結果、生活が乱れていきます。

 

ゲームを使った立ち直り方

まずやりたい事を書き出します。たとえば私の場合は、以下の3つです。

 

「今遊んでいるゲームをクリアしたい」

「仕事も探さないといけない」

「ブログの記事も書いてストックを作りたい。」

 

上記の中でまずは一番最初に達成できそうな事を始めます。この中で一つだけ明確な終わりが見えています。それは「ゲームのクリア」です。

 

ゲームのクリアだろうが何だろうが、自分で決めて自分で達成した目標は、自分の自信につながります。

実際私が短期バイトなどを探し始める際は、今遊んでいるゲームを集中的に時間を割いてクリアした後、探し始めます。その後はまた遊びたいゲームが出てくるまでゲームはほとんど遊びません。

 

いきなり仕事から入っても構いませんが、基本的に楽しい事じゃないとすぐにしんどくなります。だからまずは「遊びの時間」から明確に決めて、実行する事をおススメします。勢いに乗れるからです。そして決めた時間以外は、その日の全てのタスクを終了するまで絶対に「遊びの時間」を実行しない事です。

 

何もかも中途半端なままだと、自信を失い、せっかく活動的になっていた勢いを失くしてしまいます。ゲームだろうと何だろうと、まずはハードルを低く設定して、一歩ずつこなしていく事で自信が生まれ、挑戦しようと前向きになっていきます。

 

これはゲームだろうと趣味だろうと仕事だろうと全て共通しています。目標とする対象が違うだけです。

 

私は今遊んでいるゲームを優先したいから、最優先でクリアまでひたすら遊んだこともあります。そしてクリアしたらバイト探しやブログの更新など、他の決めた事柄を行います。そのため、クリア後は1週間以上ゲームをやらない事も多いです。

 

「このゲームを今日はここまで進めたい!時間は2時間」

 

たとえば、午前中の2時間はゲームを進行すると決め、実行したとします。

 

そして実行したらその日は他のタスクが終了するまで絶対にゲームをしません。それ以外の筋トレ、家事、仕事探しなどを行い、夜の全て片付いてあとは寝るだけといった状態になってから、再びゲームを始めます。

 

ダラダラと何の目的もなく時間つぶしのためにゲームをするのが問題であって、キッチリ時間を決めてゲームを遊び、なおかつ他の事もこなせば、ゲームをしていようと問題ないのです。これはゲームだけでなく、全ての物事において共通です。

 

要は自己管理を身につければいいのです。そしてこの管理を意識するようになると、必然的に働きたくなります。

 

なぜなら自由に活動するための資金は、働いていないと手に入りません。働く目的ができるのです。

 

メリハリが大事だという事です。

 

なんで引きこもりってゲームするの?

きわめて合理的な理由です。

 

  • 時間を潰せる。
  • 楽しい。
  • 自室ですぐに実行可能。
  • ゲームソフト一本で費用もそこまでかからない(ダウンロード版は頻繁にセールをやっている)。最近は無料のソシャゲもたくさんある。

 

私がほぼ引きこもりになった経緯と苦しみ

私がほぼ引きこもり状態になっていた当時は、近所からの監視や陰口を受けていたので常時ストレス状態でした。

 

私の家の物音を勝手に外で聞かれ、聞こえるたびに複数人で常に陰口を言われる毎日はまさに地獄でした。彼女たちが活動している時間帯である日中は、外出できなかったのです。

 

「ただ相続して暮らしているだけなのに、どうして自分だけがこんな目に遭うんだ!」「もう嫌だ、苦しい、助けて!」「殺してくれ!死にたい!」何度心の中で叫んだか分かりません。

 

私の場合は相続後の人間不信から引きこもりになりましたが、これは他のニートや引きこもりの方も該当するかと思います。人間という生き物の「心の汚さ、醜さ」にウンザリして嫌になるのです。「社会に戻ればこういう連中はいくらでもいる。人間ってクソだな。もう嫌だな。」と。

 

そしてその怖さを認めたくないから引きこもったり攻撃的になる。

 

その叫びは誰にも届かない事も知っていました。誰も自分を理解してくれない。理解できるわけがない、人の心は読めないから。仮に言葉にしても、今の苦しみが伝わったとして、何も理解されずに一笑に付されるかもしれない。

 

そんな苦しみをずっと抱えて自己嫌悪と「このままではいけない。でもどうにもならない。」という考えのループです。頭の中でだけぐるぐる思考して体は一切動かさないから余計に悪循環です。

 

私の家族はすでに亡くなって私は一人でしたから。(そんな人間を近所全員でさらに追い込んだ私の近所は本当に異常です。どう客観的に見ても人間のやる事じゃない。)

 


 

胸糞悪い話ですが、私の近所はいじめに加担した事を一切反省していませんし、未だにいじめの主犯は被害者面をして私を犯罪者扱いして町から追い出そうとしています。

周り近所の加担した人たちも自分が加担したこと自体を一切反省せず、逃げ回って事が穏やかになるのを待っていますが、被害者の私が町から出て行けばいいのにという考えに同意する人も多いのが現実です。

 

皆さんが立ち直る際は家族が理解を示したり、歩み寄ってもらえることを願います。

 

私はその家族がすでに亡くなっているので、ほぼ自力で立ち直りました。県外で暮らす父に愚痴を話したりはたまにしていたので、私も家族の力を借りて立ち直れたとも言えます。

 

誰も手を差し伸べてくれないなら自分で立ち上がればいい。私は腐りに腐って追い込まれた時、腹の底から湧いてきたものは、理不尽な目に遭った怒りと憎しみでした。

 

私は抑えてきたものを抑えなくなった結果、開き直って生きる気力に変えたのです。「戦ってやる!」と。

 

「人と」という意味ではないのは同じニートや引きこもりを体験した方ならわかるでしょう。この現状に戦いを挑む、自分自身を変えるという戦いです。

 

自分で決めて、自分で行動して、ぜひ新しい自分の人生を生きてください。生きていればいくらでも機会はやってきます。ほんの少し目を向ける事から始めましょう。