自分の2022年を振り返る

2022年12月28日

今年ももう終わりですね。自分の2022年を振り返ってみました。

2か月以上のフルタイムの出勤仕事を2回、2,3週間の仕事を2回する。
いじめ加害者達から警察へ通報される(一軒家の連なる町で自分達の行ったいじめが周囲にバレると自分達が暮らしにくくなって困るから、被害者を町から追い出したいだけ)。
ITパスポート試験に合格。
新しい趣味に目覚める。(スポーツバイクで遠出、自然観察、フラッシュライトなど)
遠いところへ出かける事が増えた。
相続後、初めて実家に帰る。
ある意味で「人生の答え」を得た。
滞納していた年金の支払い完了。
父への仕送りや他の福祉法人などへの寄付。(相続した遺産の残りは父の毎月の生活費に送っています。それ以外にも他の投資で出た利益は自分の生活費に充てていますが。)
禅への関心。
霊魂や神など、魂や精霊といった存在への理解。
近所問題を気にしなくなった。

こうして考えると、2022年は私にとって大きな変化のある年でした。特に精神面は大きく変化しました。

近所の嫌がらせや陰口などに「言わせておけばいいや。」と、ほぼ気にしなくなったのです。私の存在を一方的に犯罪者扱いして警察に通報するなら勝手にすればいいと思います。

私が気にしなくなったのは、やはり、近所からの嫌がらせなどを相手への報復以外の第三の道(相手にしないで自分の人生に集中すること)を選び、何年も苦しみの中で変わろうと一歩ずつ進み続けた成果が出てきたからだと思います。

同時に今でも私は人間嫌い、人間不信(特に女性不信)が強いですが、嫌いなままでいいやと思っています。なぜなら人間は「好き、嫌い」の二択では測れないからです。私も、私の嫌う相手も良いところや悪いところはある。人間は好き嫌いで見ては成り立たないと、他人を多角的に観察する癖を身につけました。

いわゆる「ライン越え」を行われたら私でもキレますし、「こいつとは絶対に仲良くなれないし、なる気もない。」という軽蔑する相手だっています。しかし、軽蔑する相手も違う面では他の人にとっては「良い人」な一面もあるのです。

精神面の大きな変化

他にも私は今まで神仏に関してはなんとなく懐疑的な気持ちも大きかったのですが、「そもそも私たち人間の意識自体が他の生き物から見ればホラーであり、オカルトじゃん。(意識自体の存在の証明はできませんし、なぜ意識が発生しているかも解明されていません。)」と、人間の体に宿る「自分の意識」という存在が、実は一番の超常現象であり、「神や仏や、心霊に超常現象といった証明や説明できないものと何一つ変わらない」という結論に達してからは、自分の理解の範疇を越えたものも、とりあえず理解しようと考えるようになりました。

そうしたら面白いほど世の中の見方が私の中では変わったし、面白いほど幸運に恵まれる事もありました(もちろん辛い事もありますが)。私にとって「新しい人生の始まり」と言っても過言ではないのが2022年でした。

相続後に初めて実家に帰った事も大きいです。

相続の数か月に始まった幼い頃から知っている近所からの陰口や悪口などの誹謗中傷(のちに過激化)から7年。特にいじめの主犯は私の叔父の危篤時に、一番最初に連絡した人です(夜中でも連絡してくれと言われていたし、20年以上信用していた近所のおばぁさん)。このおばぁさんが私の叔父が亡くなり、私の相続後に始めたいじめによって人間不信、人間嫌いのほぼ引きこもり状態になり、人とのかかわりを極力避け、完全に病んでからはずっと県外に出る事が出来ないくらい酷い状態でした。(家を空けたら家に何をされるか分からない、どんな酷いうわさを流されているのかわからないという恐怖で、家の近所やすぐ帰れる場所へしか出かけられなくなった)

精神って突然「ガシャン！」と壊れるわけじゃないんですよね。徐々に、徐々に蝕まれて気づいた時にはもうかなりボロボロ。私はもう県外の父と義母以外は身内は皆亡くなり、一人だったので、本当によくこんないじめを受け続けて、一人で立ち直れたなと思います。

吐き気止めを持って少しずつ行動範囲を広げたのも今ではいい経験です。一人でここまで立ち直れたのは本当に神仏や家族、先祖の加護があるのだろうなと思います。もちろん電話で相談に乗ってくれた父にも感謝しています。

結局相続した遺産はほとんど現在の生活費や相続した家の補修工事、父の生活費や治療費に消えていく最中で、いじめを受け自分自身も苦しみの中でもがいていたので、「もしも大金があったら何がしたいか」という誰もが考えた事のある状況に実際になっても、近所からの妬みによるいじめで何一つ実行できませんでしたが、「精神が壊れて立ち直る」「大きな金額のお金の運用を学ぶ」という今後の人生に対する生き方や視点が変わったのに役に立ってくれました。

実際、大金がなくても本州の車で行ける範囲は、ちょっと働いてお金を稼げば行けます。相続した家のおかげで家賃として消えていた分は浮いていますから。だから亡くなった祖父母、母、叔父がみんなで私に残してくれたものにもとても感謝しています。

「相続後に得た貴重な人生経験」は、本当に財産だと思います。

県内の地図を買って、行った場所にチェックをつけたり、行きたい場所に付箋を貼ったり。昔から方向音痴の自分が、地図をプライベートで自分から買う日が来るとは思いませんでした・・・子供の頃にかかっていた自分の中の劣等感のフィルターを外した事で生まれた変化のひとつです。ちなみに自分は方向音痴のままですが( ´艸｀)

クロスバイクを購入してから自転車での遠出が増えました。元から持っていた車での遠出も増えました。

遠出が増えたのでバードウォッチングや自然観察などにさらに興味が湧いて、単眼鏡を買って色々出かけるようになりました。去年よりさらにアウトドアへの傾向が強くなり、ゲームをしたりする時間がかなり減り、家にいる時間も減りました。短期バイトとはいえ、仕事をいろいろやって、再び人間や社会の困難に向き合っています。

ビクセンのアルテスモノキュラーという高級単眼鏡。

他の単眼鏡とは明らかに次元の違う見やすさで一目ぼれしたが、価格に迷った末、バイト代で思い切って購入。今年はどこに行くにもこれを持ち歩いて、博物館に美術館、星空観測にバードウォッチングと、外出する機会がかなり増えました。

20kmや30kmの距離を「それほど遠くないな。」と感じるほど変化している私の感覚に、私自身が一番驚いています。

相続してから幼い頃から信用していた人達にいじめを受け、人間不信、人間嫌いのほぼ引きこもりと化していた私が、ここまでアクティブな人間に戻ったのです。

自分が小学校に上がる前の頃並にアクティブな人間に戻りました。つまり、生きていていじめを受け始めた頃より「以前の自分」を取り戻し、かつ成長してきたという事です。38歳の今が「人生で一番若く、強い状態だ」と断言できるほどです。

相続後の近所からのいじめを、加害者たちと同じ手でやり返す方法とは違う形で乗り越えて(相手のように誹謗中傷など卑劣な手でやり返すのではなく、加害者たちを相手にしないで自分の人生を充実させる事に集中した)、精神の器が大きく広がったようです。

その影響もあり、職場で露骨に拒絶されたり、自分と話す時だけ低い声にされてもあまり気にしなくなりました。

(それでもストレスが溜まるし、ストレスから来る緊張で、どんなに早く布団に入っても一睡もできないまま出勤なんて時期も経験しています。筋トレなどのストレス解消で乗り越えました。)

来年の年初にはまた無職に戻りますけどねｗそれでも今年も生き長らえました。ありがとうございます。

仮に私が無職引きニートに戻ったとしても、それはそれでこのブログに見応えが出るので、面白いかもしれません。「色々な人間が世の中にいるのだ」と思ってくださればそれでいいのです。私の経験が他の誰にもできないように、あなたの経験を私含め、他の誰も経験などできません。私の人生は私だけのものだし、あなたの人生はあなただけのものなのです。

歩む生に違いはあれど、上も下もないのです。動物も人も植物も虫も、生きとし生けるものは特別であり当たり前でもある、祝福でもあり呪いでもある。

私が到達した「悟り」と言えるものは、入口かもしれないし、真理かもしれない。全てを内包し、そこから何を選んで決めてきたのかが、今の私の人生であり、これといった答えなどなくても人生は続いていきます。世界は続いていきます。

禅の書籍を読んだ際に答え合わせに近い感覚でしたので、禅の考え方の中で、自分の中にないものを取り入れた事でさらに視点が増えたように感じます。(うまく活かせるのかは別ですが。)

私の中ではもう善も悪も特にありません。それは「私を見た誰か」にお任せします。自分は善でも悪でもなく、成功者でも失敗者でもないし、そんなものはどうでもいい。ただ「自分を生きる」だけです。

ブログで何度も言っていますが私は聖人君子でもないし、なる気もありません。「良い部分も悪い部分も含めて自分だ」と、今のあるがままの自分が好きで受け入れています。

自分はそうやって日々過ごせばいいし、相手がいつまでも許せないなら許せないで、同じ思考の中で漂っていればいい。どんな考え方をして過ごしても、人生で消費する時間は平等に淡々と過ぎていきます。

だから私は楽しい時間を増やすために、怒りや怨みをなるべく持たないように手放して生きる事にしました。手放すことがとても大変ですが、何年も少しずつ考え方を変えて、良い方向へ一歩ずつ進み続けているからこそ、ブログの記事の内容も始めた頃と変わってきました。

せっかくだから、自分の心が心地よいと思える人生を送りたいと思いますです。はい。