私が相続した家の隣の駐車場は、私の家には日当たりの良い場所でしたが、アパートが建つ事によって、日当たりがかなり悪くなりました。

 

しかし、これは土地を持つ方の当然の権利だし、その人が何をしようとその人の勝手なので、文句はありません。環境というものは時間が経つと変わっていくのが当たり前です。それこそ次の世代で相続した私のように、その家だけでなく、周りは環境は変わっていくものです。

 

そこで、今回は一軒家を持つ事によって、周りの環境の変わる例の一つ。土地の境界の立ち合いが起こったので、書いていきます。

 

私の体験した土地境界の立ち会い

土地の境界を明確にする理由は、境界を明確にする事で、自分の土地の範囲でマンションを建てたり、駐車場を設立する際に、どこまでが範囲なのかをハッキリ決める事です。

 

古い土地はこの土地の境界が曖昧な事もあるので、自分の土地で新たに開発をする場合などは、一度ハッキリしておく方がいいのです。

 

私は特に揉める事はありませんでしたが、ご年配の、特に女性の年配はたった数ミリの範囲でさえどこまでが自分の家の土地か、長い事話し合っていました。

 

それが普通なのかもしれませんが、私はブロック塀の数センチまで明確に自分のものだと主張している時間も面倒だし、そもそも近所トラブルのせいで、いつこの町に住めなくなるか分からない人間だし、近所の人達の顔も見たくないので、すぐに終わりました。

 

ちなみに土地境界の立ち合いの範囲の人間は、全員立会いをする必要があるので必ずその時間を空けておかなければなりません。

 

土地境界の立会いの流れ

  1. 土地家屋調査士が、土地境界の立ち会いの依頼に来る。(日時と場所を書いた用紙をもらう)
  2. 立会日の前に、土地家屋調査士が境界部の確認や調査に入る。
  3. 当日、立ち会いをする家の家主と土地家屋調査士が決めた日時と場所へ集合する。
  4. 土地の境界を一軒ずつ土地家屋調査士、境界にかかわる家の家主と確認し、お互いの同意を得る。
  5. 合意の署名をする。(ボールペンと認印を持っていく必要あり)
  6. 終了。

 


 

正直面倒だったけど、その後に揉めないためには必要な取り決めなのだと分かります。まぁ何度も起こる事ではないので、貴重な体験でした。