私が実際に買った書籍を、生活の中で活用している方法を紹介します。

 

※今回紹介する読み方は、ノウハウ本の読み方なので、人によっては参考にならないかもしれません。

 

私は幼い頃から受けたいじめや相続後に始まったいじめによって、人間不信、人間嫌いになり、心を閉ざした人間です。いじめによって「自分がこの世に価値のない人間だ」と30年以上考えていたのです。

 

そんな人間が「自分の命に価値がある」と断言できるほどではありませんが、他人より自分の命を優先するくらいには自分の価値を認められる人間になりました。

 

その理由は筋トレもそうですが、自尊心を育むための書籍を読んで、自分の考え方を少しずつ変えていったからです。

 

現実や現状は変わらないけど、自分の心の持ちようが変わるだけで少しは世界が楽しく見えるようになる。その結果、人生は面白いと感じる日も発生するようになります。参考になれば幸いです。

 

人生に役立つ書籍の探し方

人生に役立つ書籍の探し方ですが、これは実際の書店で目に付いたタイトルの書籍を手に取り、どのページでも開いていいので数ページ読んでみてください。

 

「これは自分の役に立ちそうな情報が載っている」と思ったら、目次を読んでください。目次の中に目に引く情報が載っていそうなら、そのページを開き、読んで、良いと思ったら購入です。

 

実際の書店店舗で探したほうがいい理由

「ネットの評価を見て、良さそうならそれを買えばいいじゃないか」そう考える方もいるかもしれません。しかし、ネットの評価というものは基本的に書いた人の主観が入るので偏っています(このブログも例外ではありません)。「自分には合っていた書籍なのに、ネットの評価が悪いから買わない」その結果、いつまでも合わない書籍を探し、無駄な出費が増えていくという事もあるのです。

 

実際、書籍は世の中に膨大なほど溢れており、その中で似たようなジャンルや内容も出てきます。同じ内容でも、ネットの評価が低くても、自分がたまたま出会ったその書籍が、自分には合っているという事はあります。

 

だから、実際の書店で内容を確認して買う事をおススメします。

 

自分に合う書籍を選ぶ基準

  • 書籍のデザイン(表紙やサイズ、厚さなど)
  • 内容のレイアウト(自分が内容を読みやすいと感じるかどうか)

 

書籍の読み方と活用方法

読み方ですが、これは1から全部読むのもいいのですが、めんどくさかったり、時間が取れない場合は途中で読むのを止めてしまうので、その後読まなくなります(実体験)

 

ですので、読み方としてはまずは目印をつける付箋を用意します。なんでもいいので百円ショップに売っているものでも、家にある残り物の付箋でも可能です。

 

そして、自分のために役立ちそうなページに付箋を貼ります。目次から飛んだ先の役に立ちそうだと思ったページにも貼ります。私はyoutubeの動画などを見ながら行います。

 

上記の付箋を張る作業は、家に帰ると本を置いてそのまま放置してしまう人には、家に帰る前にカフェに寄って実行しておくのもいいと思います。最近はカフェと書店が一緒に入っている店もあるので、そういう店は書籍を買ってそのままコーヒーも注文して席に座り、読むことができます。

 

そして、思いついた時に付箋を貼った部分だけを読み返してください。

 

 

「せっかく本を買ったのに、全部読まないのはもったいない」と考える方、あなたは今まで買った本を1から全部読んで、何回読み返しましたか?そのまま棚に入って1年以上読まない本は何冊ありますか?

 

本は全部の内容を読まなくていいのです。必要な情報だけ繰り返し読んで、自分の頭の中に違う考え方を刷り込んでください。「本を開いたり読むのを嫌にならない事」これが重要です。

 

自分が読んでいて、気持ちが乗ったら残りのページを読んでみてください。教科書のように1から読む必要はありません。勉強じゃないのだから好きに読めばいいのです。

 

私はこのやり方でノウハウ本を読むし、物語などの小説にも応用して、流し読みをして頭の中で要点をまとめます。物語などは流し読みで惹かれた部分で目を止め、じっくり読めばいいのです。気づいたら全部読んでいた、なんて事もあります。

 

そしてその結果、自分に合わないものはメルカリで売ったり、ブックオフなどの書店に持っていきます。二束三文ですが、スペースは空きます。付箋をはがすだけなので特に書籍に書き込みもありません。

 

このような事を繰り返すと、自分の書籍の選び方が洗練されていき、ハズレは減っていきます。

 

私は上記のやり方で読んだ本は、いつでも手の取れる棚に約5冊、他の書籍の棚と分けて置いてあります。この5冊はその時期の気分によって一部の内容を入れ替えています。

 

他にも特に読んでいるものは神の書籍以外にも、電子書籍としてAmazon Kindleのセールで買ってダウンロードし、書籍の内容にしおりやマーカーをつけ、勤務開始前に必要な部分だけ読んだりしています。スマホアプリから読めるのでお手軽です。

 

その結果がこのブログの記事の内容の変化です。書いている私自身の心境が変わっていったからこそ、近所からのいじめによる嫌がらせに苦しみ、抜け出せなかった怒りや怨みの募った愚痴が多かったブログの内容が、変わっていきました。(ホームやアーカイブで比較すると、内容や更新頻度が変わっている事が分かります。)

 

ノウハウ本は1冊全部読んでも、時間が経って内容を忘れてしまっては、買って持っている意味がないのです。月日が経つと同じようなノウハウ本を繰り返し買う事になるでしょう。いつまでも内容が身につかないから、いつまでも変化が訪れる事はありません。

 

そのうち「こんな本なんていくら読んでも役に立たない」と言いだすのが関の山です。そして何も変わらない日常に戻っていく事でしょう。

 

 

洗脳と刷り込みの違い

洗脳には、恐怖、不安が混ざります。だから洗脳された人は「それ以外の考え方をするとうまくいかない」などの恐怖や不安を感じて、失敗する事を恐れて他への思考を止めてしまう。

 

思考の範囲を狭めて、固定してしまうのです。こうなると抜け出すのは大変です。

 

しかし、刷り込みは選択肢を増やす行為です。仮に新しい考え方が強烈に頭に残ったからと言って、以前の考え方を忘れるわけではありません。

 

実際私は書籍を活用して、自分で自分に刷り込みを行っているのです。だからこそ言えますが、以前の自分の考え方が消えてなくなる事はありません。思考の中で薄れる事はあっても、以前の自分の考え方は残ります。

 

私自身、人から「ポジティブだなぁ!」と言われるくらい変化した自分に驚いています。以前の私では誰からも一度も言われなかった言葉です。

 

言葉だけでなく、表情や目に自然と出てくるようです。

 

 

読書を人生に活かすと人は変わる

「どうせうまくいかない」「俺は価値のない人間だ」という心の中の口癖がほとんどだった自分が、書籍にある違う考え方を繰り返し読んで、自分に違う考え方を刷り込んでいくうちに変わっていったのです。

 

もちろん30年以上続いたネガティブな意識を変えるのに数年かかっています。「こんな考え方は人生の成功者だからだ」「俺には合わない」など、数年前に少し読んで「絶対に合わない」と感じていた本が、現在になって購入し、常に棚に置いてある5冊のうちの一つだったりもします。

 

私は付箋をつけた部分の一部だけ繰り返し読んでいるので、本を手に取って1分経たないで本を閉じる事もあります。気軽に手に取って、読みたい時だけ読む。これでも何年も経てば考え方や生活に変化が出てきます。

 

あなたが欲しいのは本を○○冊読んだという自慢のネタですか?それとも本のノウハウを身につけて今の生活を変えたいからですか?

 

あなたが本を買った理由を定期的に自分に問いかけてください。私は「月に何冊の本を読むか」なんてノルマも設定していませんし、考えていません。しかし、Kindleアプリの読書数を見てみると、毎月20冊前後読んでいるようです。その中で身についたノウハウなんて、ごく一部です。

 

それでも月日が経つとそれまでの書籍で印象に残った部分が、意識に変化を起こします。いわゆる無意識や潜在意識と呼ばれるものに変化が起こるのです。

 

無意識や潜在意識の変化の結果、無意識や潜在意識の表層にある「自分の意識」の思考が変わっていきます。

 

私たちが自我だと認識している部分は、入り口の扉に過ぎません。人間の意識が認識できる範囲なんて、現実のインターネットと同じでごく表層だけという事です。扉の中に変化を起こさなければ一生変わることはありません。

 

変わるって事は未知なので怖いかもしれませんが、変わった経験者の視点から言うと、それまでの自分が無くなるわけではありません。「考え方が広がるだけ」なんですよね。

 

だからネガティブもポジティブも知っているし、そんな自分の醜い部分も受け入れられる。なぜなら世界が広がって、良いものも悪いものも自分の広がった世界で内包できるから。私の場合はコンプレックスも素直に受け入れているので、肉体に変化があっても「以前の自分」に戻る事はありません。

 

たとえ経済状況や生活の内容が変わらなかったとしても、自分の考え方が変わっているから、夢や希望、絶望や醜悪も客観的に見られるし、楽しめる。どちらにせよ「人生というものはこんなにも自由だったのか!」と見識が広がって面白いのです。

 

この記事を読んだ皆様が、新たな視点を楽しめるようになる事を願っております。

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