私はここ数日病んでいましたが、家を手放すことを決めてからは、憑き物が落ちたかのように心身がスッキリしました。あとは勇気と決断力ですね。

といっても、まだ物を減らしている段階なので、すぐに手放すという事でもないのですが。自分が引っ越すつもりの賃貸の部屋のスペースに入るものを考えて、今までの趣味などを厳選して買取に出したりしています。

孤独で被害に遭いすぎると、精神が耐えられなくて逃げ腰になるんですよね。

でも、守るものがなくなると身軽になるから、ある意味開き直る。「自分」すら捨ててしまえばいいのです。

私の場合は日月神示を読んでいるので、その「自分」を捨てる助言に従ってみようと思った事で、執着の大きさに気づいたのですが。

私の人生そのものが私の実験みたいなものなので、行きつく先は未来の私や天にお任せしましょう。思考停止ではなく、流れを観察します。私に必要なものは物理的に来るので、後は気づけばいいので。

何にせよ、人生は続くし、楽しい気分で生きるのが一番良いと思います。

いくら望んでも手に入らないものなんていくらでもあるのですから。「もう無理だな」というラインを越えたら、手放す事を考えるのが一番いいと実感します。

何かを守ろうとすると、執着になっている事もあるし、年を取ると執着に気づかない恐れがありますからね。

ちなみに何かに執着してしまう理由としては「サンクコスト効果」と呼ばれる認知バイアスにかかっている可能性もあります。今までかけたコストや時間を無駄にしたくない、損失を取り戻したいという心理です。

ギャンブル依存症や宗教にハマったりする人の執着もこの効果によるものでしょうね。

私はいろいろな書籍を読んで実践してきたことで、自分を実験台に使っているので、取り返しがつかないほどの思考や認知の歪みには至っていないようです。

気分転換に読んだニュートン別冊に書いてあったことをそのまま記事にしただけですが(笑)。
こうして読んだことを実践する事で人は変わっていくものです。

世の中、中年過ぎたらほどほどが一番です。