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今回は一般人にできる本当の災害支援と復興とは何なのか。私の見解と行っている事について書きます。参考になれば幸いです。

彼らを信じて待て

この現代で、災害に遭って復興しないなんて場所はありません。

日本は歴史上でもここ数百年、様々な災害に遭ってきましたが、復興せずに土地を捨てた場所は存在していません。必ず立ち直ってきたのです。

つまり、どんな災害に遭っても必ず復興するのです。

私達一般人にできる事は、正しく募金を使ってくれる運営組織に寄付し、現地にいる自衛隊、警察、消防、そして現地の人を信じて復興するのを待つことです。

「あなた達が復興する事を信じている」と、伝える事もいいかもしれません。言葉をかける事は大事ですから。

同じ国の、同じ陸地に生きる彼らを信じて、再び顔を上げる日を待つ事です。外部からゴチャゴチャ干渉するのは邪魔にしかなりません。彼らに余計な気を遣わせないようにしてください。

私の場合は寄付をしたり、大体の復興が終わって、クラウドファンディングで具体的に必要な支援を求める被災者が、支援を求めている場合に、そちらに支援します。

神社や工場など、未だに資金が足りなくて困っている人はいるのです。

復興したら観光に行け

だいたい復興し、観光に行けるようになったら現地のホテルや飲食店でたくさんお金を使いましょう。


現地の人は観光客によって活気を感じ、観光客は普段は見られないものや食べられないものに喜び、現地の経済を回す。

現地の人は心の傷を考える暇も少なくなるし、私達は復興に貢献できるうえ、楽しめる。双方共に喜び、楽しめるのです。


復興とは、再び興す事。建物が直ってもお金があっても、失った様々なものは戻ってこないのです。

それでも人は生きていくのだから、彼らが「新しい何か」を見つけるために、現地でイベントやフェスを開いたり、観光に行って盛り上げるのです。

一般人にできる彼らが前を向くための手伝いは、観光客という全く無関係な人達が飲食店やホテルで楽しむ事で、「人とのつながり、喜び、新しい発見」を復興する手伝いをするのです。


心の傷が癒される度合いは人によって違うし、何万人全てに完璧な配慮などできません。それでも応援している事を伝えましょう。

被災者によってはその場で怒り、受け取れなくとも、時間が経って、あらためて心が受け取れる日が来るかもしれません。

「理不尽な目に遭い、怒りのぶつけ場所がなくて誰かに当たってしまった。」という経験のある方もいるかと思います。人間なのだからそういう事もあるのです。

私たちはたとえ芸能人や俳優などの有名人でなくとも、彼らの心が負の方向へ向かいやすくなっている「向きを変える手伝い」は出来るのです。

要は観光に行って楽しめばいいのです。それが私たちにできる復興支援です。

人は自分が思っているよりも強い

人は自分が思っているよりも強いものです。自分の持つ意外な「強さ」に気づくこともあるかもしれません。

最後に、私の好きな映画からこの言葉を書いて締めくくります。


「希望は良いものだ。良いものは決して滅びない。」