前回、スクワットチャレンジを始めましたが、途中で止めました。

 

段々とスクワットすら止めて、元の自堕落な生活に戻りました。

 

「このままではいけない。」そう思いつつも、たったそれだけ。立ち上がって、足を曲げるだけの筋トレすら面倒くさがる自分に呆れつつ、気分転換に隣町へ買い物へ行く時です。

 

私は電車に乗りました。一駅だから立っていればいいやと、立っていました。その時、気づいたんです。

 

「あれ?以前よりも足元がぐらつかないぞ?」と。

 

実はスクワットで、足の見た目は変わっていなくとも、ただ何もしない日々に比べ、使う筋肉が多くなっていたため、足元が安定しました。筋肉量は増えていなくとも、日頃動かす筋肉が増えていたのです。

 

「10日近くサボっていたのに、効果があった。そしてそれを実感した。」

 

効果が出ると嬉しくなるもので、私はこの日から、毎日とまではいかなくとも、2~3日に1回はスクワットをするようになりました。

 

同時に、毎日一度だけ、意識して「生活に変化」を取り入れるようにしました。これが本当の最初の一歩です。

「最初の一歩」は、ものすごく軽い事でいい。あとから自分でいろいろな事をやりたくなる。

スクワットを2~3日に1回やりながら、この最初の一歩を私はやりました。これは現在でも意識した時に行っています。おそらくですが、これは一生使える技術の一つだと思います。例を挙げます。

 

「今からトイレに行く。利き足以外から一歩目を踏み出そう。」

「これから歯を磨く。いつも左下から磨いていたけど、今日は右上から磨こうかな。」

「今日はこの箸を使おう。」

「ゲームのコントローラーを右手ではなく、左手で掴もう。」

 

こんな感じで、一歩ずつ、毎日に変化を「自分で起こした」のです。

 

念のために言っておきます。私は決して冗談を言っているわけではありません。本当にこうやって立ち直っています。変化の「最初の一歩」はこれくらい軽い事でいいんです。

 

皆さんの思い描いた最初の一歩とは、「企業に応募してみる。」や、「ハローワークに行ってみる」「求人誌をもらいに行く」もしくは「求人情報を検索する」など、そう考えているかもしれません。

 

それは1歩どころか、いきなり10kmマラソンをしようとしているようなものです。練習も準備運動も全然やっていなかった人に、10kmのフルマラソンを走れといって、完走できると思いますか?無茶だと思う方が大半なのではないでしょうか?

 

私が以前紹介した記事の書籍「ダメな自分を救う本」。私はこれを参考にして実践して、立ち直ってこのブログを書いています。実践したからこそ効果を実感しています。

 

実際に私が紹介している手法は、P33からP37付近の著者が引きこもりの男性を社会復帰させた方法であり、私自身が効果を確信したからこそ紹介しています。この本はそれ以外にも対人関係のテクニックが書いてあり、今でも時々思い返しては読んでいます。

 

 

 

今後紹介していく書籍も、私が実際に読み、実践したり、参考にしたものです。ご期待ください。

 

話は逸れましたが、私はスクワットと、その最初の一歩を繰り返しているうちに、「何か筋トレを他にも増やそうかな?」と考えるようになりました。そして、腕立てを少しやってみることにしたのです。

 

久しぶりに腕立て伏せをしました。20回も出来ませんでした。次回に続きます。