情緒が落ち着き、冷静になり始めた頃、私は自分の主張をだれも認めなかった悔しさの他に、自分が得たものに気づきました。陰口悪口がほぼ無くなりました。

 

得たものが遥かに大きかった。

正確には私には聞こえないところでやっているようです。声は聞こえるけど、うっすらとして何を言っているのかは少なくとも分かりません。私が踏み出した勇気の一歩は無駄にはなりませんでした。

 

私が得た最大の功績は、主犯に「自分の意志で立ち向かった」事です。

 

これは本当に大きな成果でした。結果的に、苦情を言った翌日は彼女たちは散々私の悪口や陰口で盛り上がりましたが、2~3日で空中分解したかのように私の家の前ではやらなくなりました。しかし、私にとってこの結果は副産物といっても過言ではありません。

 

この「自分の意志で立ち向かった」という事実。これが私を大きく変えました。たとえ震えて、涙声で周りから見れば情けなくて弱そうでも、「自分一人の力で立ち向かった」という事実は私の中で大きな自信になりました。

 

陰口が減ったのは朝だけです。この主犯のグループに入っていなかったもう一つの向かい側の陰口が酷い方々は、日中にはウチの陰口を始めるのです。私はそれに耐えるため、まず家の中で暴れることを何とかしてみました。

 

サンドバッグ購入に至った。

私がこのどうにもならない怒りの発散をどうするのか悩んだ末、サンドバッグなどに攻撃するのが一番だと考えました。

しかし、通常のサンドバッグは古い木造の我が家では吊るす場所がありません。困った末に見つけたのは、水を入れ、空気をポンプで入れるタイプのサンドバッグです。


私は購入後、早速部屋に設置し、試しに思いっきり殴りました。気持ちが少しは晴れました。サンドバッグに気を遣いつつ、殴る、蹴ると試しました。

 

ちなみに、私はこのサンドバッグを購入して以降、ものに当たることが無くなりました。このサンドバッグは2年使用しており、年に1回は水を入れたり、空気を補充しています。

 

このサンドバッグの詳しい効果については、次回以降記事にします。金額以上のメリットがあります。

 

私はストレス解消手段を手に入れ、そしてもう一つの課題に取り組むことにしました。そう、引きこもりは「声が出ない」のです。

 

ぬいぐるみを買ってみることにした。

36歳男性ですが、幼い頃からぬいぐるみは好きでした。幼い頃、ミッキーの大きなぬいぐるみにプロレス技をかけて遊んでいた男の子ですw

 

我が家には電子ピアノとその上にいつもミッキーマウスやドラえもんのぬいぐるみが飾ってありました。私自身は男性がぬいぐるみを持つことに抵抗はありません。話しかけたりはしないし、名前も付けたりはしませんが、家にあると時々触っていました。

 

母がパッチワーク教室に通っていたこともあり、ぬいぐるみを作って持って帰ってきたりしたからです。

 

私自身もゲームセンターのUFOキャッチャーが今でも好きです。時々行って遊びます。

 

当時IKEAのサメが流行っていたこともあり、写真で見てとても癒されました。そして、ぬいぐるみを家に置くことで破壊衝動や陰口のストレスを軽減できるのではないかと考えました。

 

ちなみに、たくさんぬいぐるみを持っていたのですが、叔父や父がほぼすべて処分してしまいました。まぁ私自身もご近所いじめが無縁だった頃は特に必要としていませんでしたが、結構気に入っているものや、大分昔にプレゼントされたものまで全部捨てられたのはちょっとショックでした。

 

そして、このぬいぐるみを持つことの効果はありました。詳しくはこちらの記事で書いてあります。

 

一時的にではなく、根本的な強さを持ちたいと考えた。

今のままの私では、いずれ同じ事が発生し、繰り返されると考えました。そう、いじめは加害者によって発生します。加害者が悪いのは事実ですが、被害者である私も相手に下に見られるような弱い性格と自信でした。

 

私のフニャフニャした声、弱弱しく明らかに争いを避けるようなどっちつかずの態度。これが加害者たちに舐められ、つけ入るスキを与えているのも事実です。

 

私はこの性格を今こそ治さねばならないと考えました。この先の人生を変えるために必要なことだと実感したからです。

 

一歩踏み出して主犯に立ち向かった事で、私は変わり始めていました。自身の弱さ、醜さと向き合い、いつも「誰か」や「何か」に祈るだけで、毎日動画を見たりゲームを遊んで繰り返すだけの日々は終わりました。変わりたいと願ったのです。

 

生まれてからずっとこの性格です。周囲の反応も関係も全て変わるのではないか?良い方向へではなく悪い方向へも変わるのではないか?

 

そして、当時は認めたくなかったのですが、私自身にものすごい抵抗はあります。考え方を変えるというのは年を取るほど難しい。

 

ですが、私は「一歩踏み出せた」実績があります。だからこそまだ進めると確信しました。行け、行ってしまえ。私は自分を鼓舞しました。

 

自尊心との出会い

揺るがぬ「芯」を手に入れるために、私は書店をさ迷いました。何をどうすればいいのか、さっぱりわからなかったのです。まるで雲を掴むような話でした。「心とはなんだ?」そう考えながら、街へ出て色々な店に行き、人を観察し、本屋などを出入りし、適当な本をパラパラ読む。そんな毎日がしばらく続きました。

 

「芯」とは何か。それは心の軸です。漫画で例えるなら「銀魂」の主人公、坂田銀時が持っているもの。「ワンピース」の主人公、モンキー・D・ルフィが持っているもの。

 

周りに流されるのではなく、自分が「こうしたい」と思うことをする行動力。

 

漫画の主人公ほど絶対にブレなくとも、生きていく上で指針となる考え方を身につける。私はそう考えました。

 

その結果、「自尊心」や「自己肯定」といった単語を書店で見かけ、気にするようになりました。

 

そして、私がたまたま立ち読みした本、「心の持ち方 完全版」の文章で私がまさに欲しいものの「答え」について言及していたのです。私はそのまますぐにこの本を買い、毎日読み、自身に言い聞かせるなど、自分と向き合いました。引用文は新書版の18ページから。

健全な自尊心とは、自分の内部で明るく輝き続ける灯りのようなものでなければならない。
健全な自尊心を育てる唯一の方法は、読書や講演の聴講などを通じて人間に関する真理を学び、自分自身について考察することだ。

心の持ち方完全版 著)ジェリー・ミンチントン 訳)弓場隆

 

私が買った本はこちら。これ以外にも私はいろいろな本を買いました。どれも現在の私になるのに必要なものです(今後の書籍カテゴリで紹介していきます)。

 

そうして、もう一つの課題に気づいたのです。書店などで本を買っているとき、店員さんから「カバーを付けますか?」と問われるのですが、答えている自分の声に気づきました。声がすごく小さいことに。

ハッキリした声を出す必要がある。

引きこもりや外出自粛経験者なら分かると思いますが、たった数日家で誰ともしゃべらないだけでも、声は出なくなります。

 

声を出そうとして、意識して出しているつもりでも聞き返されたり、「ピュー」っというまるでイルカが鳴くような変な高音が出た覚えはないでしょうか?

 

私は店員さんに受け応えをする時、大抵そうでした。

 

さらに言えば、主犯と話す時も声を出そうとしても、本当に小さい声しか出ませんでした。これで相手に下に見られ、主導権を握られたのだと今なら分かります。

 

私は声を何とかして出そうと考え、毎日のように色々な本屋へ通いました(今思えば図書館とかに行くべきでした)。

 

結果、またも私の欲しい本を見つけました。

 

司拓也氏著書の「人前が苦手ならポーカーボイスで話せばいい」です。またもピンポイントで私のことではないかと思う一文に惹かれました。7ページから引用します。

 

では、声を変化させても、すぐに戻ってしまう方々にはどのような特徴があったのでしょうか。
それは日ごろおとなしくて、控えめな性格の方々です。

人前が苦手ならポーカーボイスで話せばいい。 著)司拓也

 

私はこの本を買い、本に書かれている声の出し方、ボイストレーニングを実践しています。詳しくはこちらの記事で書いてあります。

 

ちなみにこのころから私は神仏か何かに導かれているのでは?と考えるようになりました。

 

まるで欲しいものを手探りで探し始めたら、ぴったり欲しいものや情報に行きつくことに気づいたからです。

 

私は少しずつ変わり始めていました。次回へ続きます。

おすすめの記事