私が引きこもりを経験して声が出ないと経験し、「これが原因でまた引きこもりに戻るかも。」と感じました。

 

そのため、まずは大きな声を出すために必要な書籍を探し、私にピッタリ合いそうなものを見つけました。

この書籍に合っている方は、以下の特徴を持つ方々です。

  • 人から「え?」とか聞き返されることが多い。
  • 自分で思っているより声が出ない。
  • 見た目は強そう賢そうに見える。けど声が小さいのでいじられる側になってしまう。
  • 声が高い、または大きすぎて人から嫌われる。
  • 緊張すると声が出ない。

 

という方には、有効な書籍です。内容は声を出す理論と、トレーニング方法、さらに各場面での声の出し方について書かれています。

まず、筆者は声とメンタルの重要性を語っています。

どんなに緊張しやすい人でも、内心は自信がなくても、声を鍛えることで、自分自身に自信が持てるようになります。
そして、次第に本物の「緊張しづらいメンタル」や「自分に自信が持てる心」を養うことができるのです。

また、著者は大きな声が出せるだけの事についても否定しています。

場にふさわしい声量を、自分でコントロールできないことに問題があるのです。
小さい声でも、大きい声でも自在に出せることが大事なのです。

書籍の中では声の成り立ちについて細かく分析し、説明しています。

 

また、声を出すための準備練習とトレーニングの説明があります。これは家で毎日簡単に出来るのでやってみる事をおススメします。

 

最後にシチュエーション別の声の出し方、緊張の取り方を約90ページ使って紹介してあり、これ1冊でほとんど十分な内容となっています。

 

効果はあるのか。

私は少なくとも、かなり効果がありました。しかし、最近はトレーニングを怠っており、あまり声が出ていないので、読み返している最中です。

 

定期的に声を出す準備体操をするだけでもかなり効果はあります。実際私は聞き返される頻度がかなり減りました。

 

そして、声を出すのも楽しいと感じます。

 

人は意外と、他人の声の変化は気にしません。自分の思い込みです。

 

実際に私も大きな声に一度は声の主を探すものの、大して興味もなくまたスマホを眺めたりします。他人は自分が思っているより人に興味を持っていないのです。

 

これは特に引きこもりやニートになって、意外と気づきにくい声の変化を感じた方にはおススメできる本です。一生使える技術の一つだと思います。おススメです。