私はいじめはやったことはありませんが、身内への陰口はやったことがあります。そう考えると、ご近所の陰口のいじめは私のしたことに対する因果が別の形で帰ってきた結果とも言えます。

 

最初はただの陰口だったのが、だんだん過激になっていくという事もあります。実際私のご近所さん達は陰口だけだったのが、注意してから内容が悪化しています。

 

このブログはメンタル改善を目的としているので、私自身もまだ未熟であり、戒める必要があります。私自身の恥ですが、このブログを見た誰かの、今後の過ちを防ぐのに繋がれば幸いです。

 

祖母がボケて相手をしていたストレスが陰口の始まり

 

私が陰口をし始めたのは、母に祖母の事を電話する時です。

 

当時、専門学校に通うため親元を離れ、母の実家(現在の我が家)で祖父母、叔父と暮らしていた時期にボケ始めた祖母へのストレスです。当時自分の言ったことを忘れる、非を認めないなど、老人特有ではありますが、かなりイライラしました。

 

私は母と電話するたびに毎日祖母の愚痴を言っていました。

 

毎回電話で祖母の陰口を言い出す私に大きなため息、舌打ち。母はイライラしていました。

 

私はそれが分かっていながら、陰口を止められませんでした。陰口を言うのはストレス解消になったからです。

 

ある日の電話で、母に言われました。

 

「あのさぁ、人の悪口言って楽しい?自分が同じ事されたらどんな気持ちになるか考えたことある?」

 

母に怒られました。私は悪いことをしている自覚があったのですが、ストレスから何度も続けていました。

 

しかし、やはり陰口は悪いことだし、我慢するようにしました。

 

そうしていくうちに私は電話口で祖母の陰口を徐々に減らしていきました。

 

相続後にご近所いじめを受け、陰口が再発

※私が受け続けているいじめに関しては日記カテゴリ参照。

 

近所のいじめが始まって4年。一人で耐えていた私は限界で父に電話で愚痴るようになりました。

 

ご近所さん達が一方的にしてくることが原因とはいえ、私自身は再び電話の度に親に陰口の相手に選んだのです。

 

毎日ではありませんが、何度か続けていました。

 

「このままではあの頃と同じだ。何も成長していない。」

 

現在の身内は父と結婚している義母の二人しかいません。義母とは犬猿の仲なので、父が亡くなれば縁を切るでしょう。

 

私はこれから先を考えると、いつまでも親に頼るわけにはいきません。私を注意してくれる実母は亡くなっていませんが、彼女が幼い頃から私に見せてくれた人としてのあり方は、私の中に残っています。

 

陰口を言うのを克服した日

 

私は最近は父と電話しても、ご近所さんからされ続けている嫌がらせに対して話すことは無くなりました。

 

自分の意志で、自分の力で陰口を克服しました。多くの書籍や映画、漫画、アニメなど、様々な媒体と筋トレを駆使して、今も受け続けているご近所さん方からのストレスに対抗できるだけの心を身につけられました。

 

現在もストレスで怒りや憎悪が心に残りますが、以前に比べ、大分比率が薄くなっているのが分かります。(私自身の感覚なので比較やたとえようがありませんが。)

 

少なくとも、家の中で爆発して突然叫び出すなどの奇行は意図的に抑えられます。

 

町を歩いていて見知らぬ人からの暴言(知らない人から「死ね」と言われることがある)や舌打ちにもあまりストレスが残らなくなりました。(この町は老人が多いので、老婆達は長年住んできた実績を駆使して私の悪評を広めているのでしょう。今も主犯は近所の人に私がいかに人間として問題があるのか語り、町から追い出そうと提案しているようですから。)

 

陰口を言ってしまう自分を克服する手順

 

  1. 現在人に話していることで、心に棘を感じたら、(例:人の悪口を楽しいというのは悪いことでは?という引っ掛かりなど)そのまま放っておかないでなぜそう感じたのか考える。
  2. 第三者視点で自分を見て、「これを言われたら自分なら嫌だな。」というような事は言わないように気を付ける。
  3. 相手の表情を見て、明らかに嫌な顔をした言葉は言わない(たとえ自分のストレス解消になろうとも)。
  4. 「人は人。自分は自分。」自分の悩みを誰も知らないように、相手も同じように、相手だけの悩みを持っていることは多々あると自覚する。
  5. 上記4つを意識して、日頃から陰口を減らすように努力する。一番おすすめは趣味を持って、集中する。
  6. 誰かの陰口を言わなくても生活できるようになる。

 

いきなりやめろと言われて止めるのは無理だと思うので、徐々に減らして、「人の陰口を言わなくても私は大丈夫だ。」と、心に教えていきましょう。

 

陰口を言う事のデメリットを自覚しましょう。

 

陰口を言うデメリット

 

  1. 人から信用されなくなる。
  2. 自分の性格が悪くなる。
  3. 人とのコミュニケーションが取れなくなる。
  4. いつか自分に返ってくる。

 

順番に解説します。私自身の経験と近所の私へのいじめをしている老婆達という実例があるので、的外れというほどではないかと思います。

 

人から信用されなくなる

 

理由ですが、「この人は他の人には私の悪口を言っているんだろうなぁ。」と思われるからです。そしてそれは当たっています。私が相続したばかりの頃の事です。

 


 

実際にあった、「人の悪口を言う人は、本人のいないところでは別の人の悪口を言っている」体験

私が現在の我が家と遺産を相続時、近所の方々は祖父母の代からずっと同じく一軒家で周りに住んでおり、信用していた方々でした。

 

その中でも、塾の講師をしていた方(現在の私をいじめる主犯)と隣家とその取り巻きから、相続時に話しかけられました。

 

「困ったことがあったら言うんだよ。」

「これから大変だねぇ。」

「隣の○○さん、以前フェンスを壊して迷惑がられていた人なんだよ、気を付けなね?」

 

私はこの時、「ん?」と違和感を感じていました。その場は適当に返事をして相槌だけ打って終わりましたが、いきなり隣人の悪口を私に吹き込みました。

 

しかし、○○さんが目の前の駐車場のフェンスを勝手に切ったのはかなり昔の話です。私が実家に戻る前なので7年くらい前でしょうか?なんで話しかけてきて第一声が人の悪口なんだ?

 

はい、この最後のフェンスを壊した話を私に吹き込んだ方。これが現在の私をいじめる主犯です。そしてこの方は、相続時の叔父の危篤時に、真っ先に連絡したほど私が信用していた方です。(本当に人を見る目がないな俺は・・・)

 

確かにフェンスを勝手に壊した○○さんに非があるのは事実ですが、その被害者でも当事者でもない、いじめの主犯がなぜ私にそんな事を吹き込むのか。しかも葬式などが終わって、これから暮らし出すスタートで、です。

 

相続から数か月。いじめの主犯は近所の井戸端会議で「みんなであの子(私の事です)を無視しよう。」と近所周りに提案しました。

 

周り近所の方へ挨拶しても無視される事がしばらく続きました。

 

そして後日、いじめの主犯は私の隣家の○○さんへ、かなり友好的にコミュニケーションを取っていました。

 

このように、いじめの主犯は最初は私の隣家の○○さんをターゲットにしていましたが、相続した後の私を現在はターゲットにしています。そして、近隣の方が言うには、私が相続で戻ってくる以前から他の人をターゲットにしていたと聞きます。

 

自分の性格が悪くなる

 

数年前、神経細胞の中にものまね細胞と呼ばれる「ミラーニューロン」が発見されました。

 

この細胞は自分の行動と他人の行動に同調する細胞です。

 

たとえば相手と話していて、相手が笑えば自分も笑顔になったり、相手が怒り出せば自分も顔が険しくなったりしたことはありませんか?

 

相手がスマホの画面を見出して、自分も同じようにスマホを撮り出して画面を見たことは?

 

これらはミラーニューロンの効果です。

 

そしてもう一つ。悪口を言うと「ドーパミン」という脳の快楽物質が分泌されます。人の不幸は蜜の味という言葉を聞いたことはありませんか?

 

そしてこの「ドーパミン」を定期的に分泌していると、体に耐性が出来て慣れてきます。

 

悪口の回数や頻度が増えていきます。

 

悪口を言う人がいて、それに同調する人がいる。そして「ミラーニューロン」と「ドーパミン」が分泌される空間がある。まして日本人は空気を読む習慣があります。

 

これがどうなるか、私は経験で知っています。私のご近所さん達は一方的に陰口や悪口を散々人の家の前で何年も続けた挙句、誰一人謝罪もなく、「私が悪い」という方も多いくらいです。私のご近所さん達はみな、主犯と同じような事を言って、同じような考え方で私を非難しているのです。味方なんているわけがありません。

 

さらに言ってしまえば、悪口を言うと「ドーパミン」の他に、「コルチゾール」というストレスの原因になるホルモンを分泌しています。

 


 

実体験:いじめの主犯の隣家の人の変化

いじめの主犯の隣家には、品のいいおばぁさんが住んでいました。この方は、私への主犯のいじめが始まる以前から一緒に行動していたようです。私に相続時に吹き込みに来た人の一人です。

 

当初はこの方は、いじめ主犯を諫め、私をフォローするような言動が多く聞こえていたのですが、4年近く経ってからは、いじめ主犯と同調していじめを楽しむようになっていました。

 

最近は今年の初めくらいに見かけたのですが、髪は逆立ち、服も紫で太り気味。目つきは攻撃的な雰囲気に変わっていました。最初は誰なのか分からなかったくらいです。品の良いおばぁさんという感じはもうどこにも残っていませんでした。

外見も含め、雰囲気はまさにいじめの主犯とほぼ変わらない状態になってしまっていたのです。

 

この方といじめの主犯は苗字も一戸建てを建てた時期も違うので、主犯と血縁関係がある方ではないはずですが、ずっといじめの主犯と行動をしているうちに、自分でも気づかないうちにいじめの主犯と似たような人間になっているようでした。

 

いじめの主犯も含め、容姿も内面も私が昔から知っていた方達の変わりように今でも驚いています。そして私自身も気を付けようと戒めています。本当にここまで変わってしまうのかと、かなり衝撃的でした。

 

人とのコミュニケーションが取れなくなる

 

人の悪口ばかり言う人と話していても、うんざりするだけです。そのうち避けられるようになります。仮に普通に話していて楽しい雰囲気になっても、いつ人の悪口を挟んでくるのか分かりません。次第に人は離れていきます。

 

自分は人の悪口を言いたいのに、相手は聞いてくれない。では、どうするか。会話の途中で無理矢理話を変えます。つまり、人が喋っていても、話を一切聞かなくなり、自分の事しか語らなくなります。コミュニケーションが取れません。

 

はい、これも実はいじめ主犯の実際にやった実例です。いじめの主犯は私が話し出しても、一切人の話は聞かず、自分の事ばかりでした。詳しくは私のヒキニート日記カテゴリで書いてあります。

 

いじめが始まる前の、主犯と普通に会話をしていた頃も子供の頃を含めてあったので、「この人話をする気がないのかな?」とストレスだったのは覚えています。

 

いつか自分に返ってくる

 

人の悪口ばかり言っている人は、いつか自分が同じことをやり返される日が来ます。

 

これは私の実例ですが、冒頭で述べたように、私は電話で母にだけしか愚痴っていないとはいえ、祖母の悪口を言っていました。

 

それが相続後に近所の祖父母の代の方のほぼ全てが私のいじめを始めたように、私に返ってきました。

 

因果応報ということですね。私はご近所さんへ陰口などはやり返しませんでしたが、随分人生に影響が出るほど酷い状態まで追い込まれました。

 

しかし、こうして私の周りの実体験が読んだ誰かの参考になれば幸いです。私の生きる目的の一つが、「日本からいじめを減らしたい」という願いだからです。

 

いじめの加害者も被害者も減っていけば、次の世代、さらに次の世代と生きやすい世の中になっていくはずです。

 

神戸教員いじめ事件、旭川女子中学生いじめ凍死事件、胸糞悪い事件は聞いていて反吐が出ます。

 

何の落ち度もない人に地獄の苦しみを与えるような話は、本当に不愉快です。そんな事件が減るように願っています。

 

私のブログも陰口ではないのか

私がブログで書いているように、これもまた陰口の一つではないか、そんな気持ちも持っています。近所の方達から受けた被害を、実例を書いているとはいえ、「これもまた陰口ではないか?」と考える事もあります。

 

私はこのブログを書いていることをご近所さん達には誰一人として知らせていないので、愚痴とその後の対策を書くブログと考えていますが、常に意識して気を付けるようにしてはいます。同じような被害に遭って、自分の人生をメチャクチャにされる方々が減るように願っています。

 

私としては相手にされた事や自分のその時の対策が、ブログのネタになるのでブログを始めたばかりの頃に比べて、かなりストレスが緩和されています。

心的外傷の治療方法の一つが「自分の日記を書く」ことなので、このブログがそれに該当し、症状が軽減されてきているという事もあります。

 

私の場合、周りに相談できる方もおらず、(相談した人達すら、結局はいじめ主犯とベクトルの違うだけの、いじめ主犯と同類だった。)苦しみから逃れるために自分の命を絶つか、自分の力で立ち直るか、それ以外の選択肢がなかったのです。(カウンセリングすら信用できないくらい酷い人間不信状態な上、現在暮らす場所の身内は既に亡くなっているし近所に友人も誰もいない状態だった。)この経験が同じように苦しんでいる方の役に立てば幸いです。

 

私の経験をもとにメンタル回復や改善の記事は書いていますが、自戒は忘れないように続けていこうと考えています。

 

最後に

 

一つ言えるのは、人生で自分が加害者になる事も、被害者になる事もあると思います。これは避けようのない事です。いじめは生存本能の一つであり、人間が群れとして生き残るための機能だったからです。

陰口や悪口はタバコや麻薬、アルコールと同じです。中毒にならないよう、常に意識して気を付けるようにしましょう。

 

大事なのは、「加害者、被害者になってしまったら、そこから自分はどうすればいいのか」です。失敗は誰にでもあります。お互いがお互いを思える社会にしていきましょう。

 

まとめ

長くなったので、要点だけまとめました。

 

普通だった人が性格が悪くなる原因

 

  • 周りに悪口を言う人がいる。
  • 悪口を言うと快楽物質の「ドーパミン」と、ストレスホルモンの「コルチゾール」が排出され、快楽と同時に、ストレスが脳に蓄積されていく。
  • 神経細胞の「ミラーニューロン」の効果により、その人に同調するようになり、自分も悪口を言う人と似た考えになっていく。
  • 日本人の共感を重視する生き方、特徴が悪い方向へ作用している。

 

自分も陰口や悪口を言わないようになるためには

 

  • 自己肯定感を高める。
  • 自分の言葉や行動に責任を持つ。
  • 相手の顔を見ながら喋る。(不快そうな話題を避ける)
  • 人に自分の考えを押し付け、変えようとするのは傲慢だと自覚する(自分が同じ事をされたらどう思うのか常に意識する)。
  • 人は自分が考えているように動いてくれないのは当たり前であり、それはその人の善意やその人自身のためなのだと許容する。
  • 趣味を持つ。
  • 外出して運動をする。
  • 陰口を言う人の心理や対策など、知識を身につけ、視野を常に広く持つ。
  • 誰かと意見が違い、疎遠になる事を恐れない。